書籍紹介NEW RELEASE 香りの心理分析アロマアナリーゼの著者:藤原綾子の新しいアロマセラピー
東洋思想をベースに精油を用いたオリジナルの心理分析メソッド気香アロマアナリーゼ。 直感で選ぶ香りが「今」と「未来」を伝える。気香アロマアナリーゼでは、選んだ精油からその人の全体像を見て、現在地から未来への人生の流れを読み解きます。 私たちに五行の要素すべてが備わっているように、植物にもすべてが備わっています。 東洋思想をベースに陰陽五行の巡りに選んだ香りを当てはめ、自分自身も気づかなかった悩みや問題を浮き彫りにします。
出版社 | ビーエービージャパン |
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発売日 | 2023/12/26 |
言語 | 日本語 |
単行本 | 224ページ |
CONTENTS目次(抜粋)
第1章 気香アロマアナリーゼセッション
- ・目に見えないけれど確かに存在する「気」
- ・香りを使って気功のエネルギーを感じてみる
- ・香りとともに「気」を体感する
- ・気が調うと香りの好みが変わる
- ・気香アロマアナリーゼの手順
- ・陰陽五行のエッセンスがつまった気香アロマアナリーゼ図
第2章 気香アロマアナリーゼの誕生
- ・アロマセラピーと東洋思想
- ・世界中にある「世界をつくっているもの」の考え方
- ・精油を五行に分類すると…
- ・精油が持つ影と光
- ・嗅覚と脳のしくみ
- ・原始的な感覚にこそ本質がある
- ・不調を治すのではなく、「人」を調える
第3章 気香アロマアナリーゼの目的
- ・なりたい自分がわかる
- ・「アロマアナリーゼ」との違い
- ・主訴から隠れた本訴がわかる
- ・エネルギーの変化を見る
- ・クライアントの選んだ精油の意味を明確にする
- ・アロマトリートメントのゴールを明確にする
- ・クライアントの求めるセラピーを提供する
第4章 気香アロマアナリーゼの実践
- 【ケーススタディ1】対面のセッション
- 【ケーススタディ2】オンラインセッション
- 【ケーススタディ3】オンラインセッション2>
- ・気香アロマアナリーゼを俯瞰で読むために
- ・気香アロマアナリーゼの特徴
- ・気香療法講座でのトリートメント実験
第5章 東洋思想と老子の教え
- ・陰陽五行思想
- ・陰陽とは「影と光」
- ・五行と循環
- ・私たちの身体に対応する「自然」
- ・三宝という考え方
- ・複雑な問題をシンプルにする東洋思想的発想
- ・「精気神」の「神」が傷つくとは?
- ・「輝き」というエッセンス
- ・生きる目的は幸せになること
- ・肉体は心の結果
気香療法
オリエンタル
アロマアナリーゼとは気の流れを読む(気功アロマ)
東洋医学では、私たちの身体には3つの流れがあると言われています。
血液・リンパ液・気。西洋医学にない「気」という流れは、私たちの肉体に生命を宿す「エネルギー」だという考え方です。
動物は死の直後、血液とリンパ液は体内に残りますが、気だけは瞬時に消えます。
このことからも、気というエネルギーが、生きる上でとても重要であることがわかります。
この気を調え、肉体、精神、心を調え、自分と調和し、環境と調和する生き方を目指す方法が気功です。
しかし気功や気は、目に見えるものではないため、わかりにくく、場合によっては信用できないとも思われています。
実はアロマセラピーも同じように思われています。精油の香りだけで、身体や心に作用するなんて信じられない。と。
わかりにくい「気」×わかりにくい「精油」=わかりやすい気功アロマ・・・と、なったのです!!
マイナス×マイナスがプラスになったのか?というわけではなく、気のわかりにくさを精油の化学が補い、香りのわかりにくさを気功の東洋思想が補った結果だと思っています。
これまで「気功アロマ」として、気功の実践とアロマセラピーの実践を併せて教えてきましたが、
その中でも東洋思想(気功の教え)を用いた、精油の心理分析、行動分析を「気香療法」オリエンタルアロマアナリーゼとしてメソッドを確立しました。
気香療法オリエンタルアロマアナリーゼの手法気の流れを読む(気功アロマ)
1 好きな香りを3本選ぶ東洋思想と融合
好きな香りを3本選び、2の気香療法図にその香りを配置します。配置する方法は、香りの印象の「色」でも良いです。 イラストにある「植物の様子」でも良いです。また、春夏秋冬(土用)の「季節」でも良いです。 さらに、上、下、真ん中のように「場所」でも良いです。
2 その中で一番好きな香りを選び、そこから左回りに読んでいくエネルギーの流れを読む
例)
イランイラン夏→オレンジ土用→ベチバー冬のように配置したら、イランイランから左回りで読みます。
エネルギーの流れは、頂上(夏)から一旦休み、消化する時間(土用)を経て、熟成させる時間(冬)に向かう。
ということがわかります。さらに、それぞれの季節の精油の作用やメッセージなどから、イランイランの南国のエネルギーから無邪気なオレンジになり、
自分のルーツを探るベチバーに。と読んだりします。ここでも精油のプロフィールは大変役に立ちます。
3 メッセージを読みとく「生きやすさ」を得る
3本の精油がこのようにエネルギーを調整してくれると考えて、アロマトリートメントや瞑想などで使うことをお勧めします。 好きな香りから心理分析をするアロマアナリーゼを、東洋思想と融合させて完成した「気香療法」オリエンタルアロマアナリーゼ。 心理分析だけでなく、これからのエネルギーの流れを読み、心と身体はどこへ向かうのかを分析します。
好きな香りから自分(クライアント)を分析するという点で、香りの心理分析アロマアナリーゼと同じですが、
気香療法では、エネルギーの動きから分析してくという点で面白いものになっていると思います。
いずれの場合もアロマアナリーゼは、正解を探すものでもありませんし、治療や治癒を目的としたものではなりません。
クライアントの明るい未来、またクライアントが明るい気持ちになることが目的です。
気香療法オリエンタルアロマアナリーゼで、前向きになれた、進む方向がわかった、休むタイミングがわかった、と自分なりの納得ができれば良いのです。
ここでは、手順と手法のみをお伝えしていますが、気香療法には東洋思想、道教(TAO)を伝える老子の教えが入っています。東洋思想や老子の教えには、
代替療法やアロマセラピーに留まらず、自然や社会の流れを理解するための大きな視点と、心や身体を理解する細かい視点が両方入っており、
どのようなことも俯瞰と緻密な目で観察する習慣がつきます。ホリスティックなアロマセラピーを実践したいと考える人は、一度学んでみることをお勧めします。